Wikipediaは10周年 [雑学]
On 10th anniversary, Wikipedia aims for diversity
Wikipeediaが10周年を向かえ、より編集者の多様性を拡大しようとしている。
女性や途上国の人、専門家などを編集者として迎えようとしている。
Wikipediaはインドのオフィスを開設しているところで、
ブラジルやエジプト、中東各国にまで範囲を広げようとしている。
20%の記事は英語で書かれているが、次の10年でこの状態を変えようとしている。
Wikipediaはパンくずを各人が持ちよってパンを作っているようなものであり、
そのパンくずを持ってくる人を増やしたいのである。
Wikipediaの編集者は教養のある20代の男性がほとんどである。
そして博士号を持っている人がそうでない人の2倍いる。
多様化の一環として、学生を編集者として迎え、記事の監督をしてもらおうとしている。
たとえばある教授のクラスを記事の編集に割り当ててもらうのである。
Wikipediaは、文系の内容について詳しい人の助けを必要としている。
これは初期の編集者たちの弱点の分野である。
そのため、文系の人たちが簡単に使えるような編集ソフトを準備している。
また、よりリッチで有益な情報を構築するために、博物館などとの連携も構想している。
多様性を拡大する一方で、正確性も維持していると編集者たちは主張している。
新たな編集者たちが誤情報を撒き散らすことを防ぐために、
信頼された編集者たちには特別な編集権限を与えている。
先週末にあったアリゾナでの発砲事件を受けてかかれた記事では、
このニュースはまだ未確定情報であることを読者に喚起していた。
そして、特定のグループの編集者のみが編集できるようになっていた。
実際に、初期投稿では、死んでない人まで死んでしまったかのように報じられていた。
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