データセンタは変わろうとしている [技術動向]
Look Out! Your Data Center Is About to Change Again
データセンタの主流がARMになる。
ARMは省電力である。そしてライセンス形態の自由度の高い。
Calxedaという会社はサーバマーケット用のARMベースのシステムを開発している。
サーバマーケットはこの25年の間に4つのフェーズを経験してきた。
すべてのフェーズにおいて、高効率で価格が安いものに置き換えられてきた。
メインフレーム→ミニコンピュータ→UNIXサーバ?→x86サーバである。
20000とか50000とかのサーバを保持するとき、電力消費は相当なものになる。
そしてそれがビジネスの障壁となる。
ARMベースのサーバは電力消費が非常に少なくなる。
一つ一つのcoreのパフォーマンスは低いかもしれないが、
同一のパフォーマンスを提供するための電力消費は1/10で済む。
ARMはまだ32bitプロセッサであり4GBのメモリしか扱えないという問題がある。
サーバようのソフトウェアで64bitに特化されているものは動かない。
しかし32bitでも64bitでも動くアプリケーションにおいては、通常32bitのほうが効率が良いはずである。
今後10年のうちに、ARMは64bitになるだろう。
そしてパフォーマンスも向上し、ARMサーバも規模を拡大していくだろう。
トランジスタ技術増刊 ARMマイコンパーフェクト学習基板 2010年 09月号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: CQ出版
- 発売日: 2010/08/16
- メディア: 雑誌
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